2017 051234567891011121314151617181920212223242526272829302017 07

田籾川沿岸の五輪塔1

富山県黒部の田籾川流域では、石仏や石塔をよく見かけます。
ちゃんと御堂があるものも沢山あって、魚津から石田の山際は、石仏文化が凄いんだな、と思います。




これは少しパーツが多くあるみたいですが、最近気になる五輪塔です。形がね、古い形式なんですよね。
五輪塔は各パーツにわかれていて、乗っかっているだけなので崩れたり、入れ替えられたりすることがあります。パーツは上から「空」「風」「火」「水」「地」といい、輪をつけて空輪などと呼んでいます。
この五輪塔は、一番下の地が二つあるようです。よくあるんですが、他の場所から運ばれてきた際に、組み合わせ方がわからなくなってしまい、取り違えたり順番が逆になっていたりするものを見かけます。これは地が二つだから、もう一つ五輪塔があったのかもしれません。
それとも一番下は台石なんでしょうかね?

さて、田籾川流域は石仏が多いと書きましたが、実は五輪塔は少ないです。きちんと数えたことはないですが、街道沿いには、あまり見かけない印象でした。
だから、こんなのを見かけたら、思わず足を止めちゃいますね。



実はここ、数年前にたまたま通りすがりに見かけました。その時は雪に覆われていたので周囲がよくわかりませんでしたが、今は草刈りもされて、しっかり守られているのがわかります。
良かったなあと安心しました。

A stone Buddha in Japan.


A stone Buddha inside.


初めてこの民具を見たとき、
ひっくり返ったバッタみたいだと思った。
資料には立てた写真がでていて、舟とある。
舟といっても水に浮かべて使うのではなく山で使う舟で、
担いで山に入り、木を伐り出して運ぶ道具なのである。
まったく、形からは用途が想像出来にくい民具である。

民具で面白いのが、用途がわかっても使用方法がわからないところだろう。
想像もつかない使い方をする民具を見ると、
われわれのご先祖様と自分との生活環境の違いを思い、
それは思考の差にもなっているんだろうなと想像する。
道具を介して二者の比較が出来たりするのも、また、面白いことなのだ。

さて、この舟の使い方だが、
バッタをひっくり返した状態でソリのように使うんだろうとは思うけど、
4本ある足をどう使うのだろう?
持つ?紐でひく?などと想像していたら…
わかりました!

あるところに映像があったのだけど、
それが想像を超えていて、かなりびっくりした。
映像記録が大切だなと思った瞬間である。

さて、勿体ぶって使い方を教えない…
というわけではないが、
興味のある方は調べてみられるか、
博物館にお越し下さい。

考古学とはなんだ


埋蔵文化財施設で学芸員をしていると、
よく言われることば。

「恐竜掘ってるの?」
…ちがいます。


さて、問題です。
上の写真のなかにある考古学で対象としないのはどれでしょう?

左から
エオミオドン(貝化石)

ラベンダー翡翠勾玉
縄文土器片2点

蛭谷和紙、朝日町蛭谷にて


先日、朝日町の蛭谷で楮蒸しとか皮剥きとかクズ取りを手伝い(遊ばせて貰ったともいう)
させて頂いた和紙が出来上がりました。
乾燥行程は、某現代美術作家のSさん。

私の和紙、端っこボサボサ。



6人で伺って、一人3枚いただきました。
長崎喜一さん、ありがとうございます。


因みに、越中和紙のひとつである蛭谷和紙の唯一の継承者と言われている、
立山町の川原くんの所にいったのではありません。
昔から朝日町蛭谷に住み、
紙屋の両親の仕事をそばで見て覚えたという現在70代の喜一さんの工房です。
喜一さん、山を歩いては楮を刈り、
もくもくと和紙の準備をしています。
販売はしていませんが、地元小学生が毎年紙すきにきたり、
私のような見学者が蛭谷和紙見学に訪れるから。

道具が壊れたら現代風にアレンジしたり、
体力なりの機械化を導入したりしています。
昔ながらの生業の進歩も感じられる場所です。

宮崎城


佐伯先生の中世城郭図面集。
朝日町の宮崎城もでています。


まだ山城も平城もよくわからなかった数年前。
朝日町の宮崎太郎の勉強を始めてから宮崎城を知って、
それから暫くして、この本を読みました。
うわ~、こんな風に見えるんだ!知らなかった!
と、ワクワクしたのを覚えています。

それから、いつか佐伯さんと宮崎城を歩きたい!と思いながら数年経ち。。
やっと来年実現しそうです。

昨日、佐伯さんとお話ししたばかりですが、
来年、宮崎城で「城攻め」しますよ!
⇧城を攻める気持ちで登ること。

まだ芽吹いたばかりの計画ですが、春にきっとやりますので、
その時を今から楽しみにしたいと思います。

勾玉、伝えたかったこと


企画展で展示している勾玉。
古墳時代のものふたつ。

滑石製の勾玉の、右側のやつ、穴をあける位置にちょっと印があるの、わかりますか?
これは、これから穴をあけるのに、穴の位置がぶれないように付けられた印なんです。

こういうの見たら、なんというか…。
1,500年前の人の「手の跡」感じませんか?
うっすら小さい印ですが、是非目を凝らして見て欲しい。

企画展「浜山✖️石のアクセサリー」
富山県下新川郡朝日町宮崎1196
0765-82-0081
ヒスイ海岸そばのカルチャーセンターみやざき、にて。