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初めてこの民具を見たとき、
ひっくり返ったバッタみたいだと思った。
資料には立てた写真がでていて、舟とある。
舟といっても水に浮かべて使うのではなく山で使う舟で、
担いで山に入り、木を伐り出して運ぶ道具なのである。
まったく、形からは用途が想像出来にくい民具である。

民具で面白いのが、用途がわかっても使用方法がわからないところだろう。
想像もつかない使い方をする民具を見ると、
われわれのご先祖様と自分との生活環境の違いを思い、
それは思考の差にもなっているんだろうなと想像する。
道具を介して二者の比較が出来たりするのも、また、面白いことなのだ。

さて、この舟の使い方だが、
バッタをひっくり返した状態でソリのように使うんだろうとは思うけど、
4本ある足をどう使うのだろう?
持つ?紐でひく?などと想像していたら…
わかりました!

あるところに映像があったのだけど、
それが想像を超えていて、かなりびっくりした。
映像記録が大切だなと思った瞬間である。

さて、勿体ぶって使い方を教えない…
というわけではないが、
興味のある方は調べてみられるか、
博物館にお越し下さい。

考古学とはなんだ


埋蔵文化財施設で学芸員をしていると、
よく言われることば。

「恐竜掘ってるの?」
…ちがいます。


さて、問題です。
上の写真のなかにある考古学で対象としないのはどれでしょう?

左から
エオミオドン(貝化石)

ラベンダー翡翠勾玉
縄文土器片2点

蛭谷和紙、朝日町蛭谷にて


先日、朝日町の蛭谷で楮蒸しとか皮剥きとかクズ取りを手伝い(遊ばせて貰ったともいう)
させて頂いた和紙が出来上がりました。
乾燥行程は、某現代美術作家のSさん。

私の和紙、端っこボサボサ。



6人で伺って、一人3枚いただきました。
長崎喜一さん、ありがとうございます。


因みに、越中和紙のひとつである蛭谷和紙の唯一の継承者と言われている、
立山町の川原くんの所にいったのではありません。
昔から朝日町蛭谷に住み、
紙屋の両親の仕事をそばで見て覚えたという現在70代の喜一さんの工房です。
喜一さん、山を歩いては楮を刈り、
もくもくと和紙の準備をしています。
販売はしていませんが、地元小学生が毎年紙すきにきたり、
私のような見学者が蛭谷和紙見学に訪れるから。

道具が壊れたら現代風にアレンジしたり、
体力なりの機械化を導入したりしています。
昔ながらの生業の進歩も感じられる場所です。

宮崎城


佐伯先生の中世城郭図面集。
朝日町の宮崎城もでています。


まだ山城も平城もよくわからなかった数年前。
朝日町の宮崎太郎の勉強を始めてから宮崎城を知って、
それから暫くして、この本を読みました。
うわ~、こんな風に見えるんだ!知らなかった!
と、ワクワクしたのを覚えています。

それから、いつか佐伯さんと宮崎城を歩きたい!と思いながら数年経ち。。
やっと来年実現しそうです。

昨日、佐伯さんとお話ししたばかりですが、
来年、宮崎城で「城攻め」しますよ!
⇧城を攻める気持ちで登ること。

まだ芽吹いたばかりの計画ですが、春にきっとやりますので、
その時を今から楽しみにしたいと思います。

勾玉、伝えたかったこと


企画展で展示している勾玉。
古墳時代のものふたつ。

滑石製の勾玉の、右側のやつ、穴をあける位置にちょっと印があるの、わかりますか?
これは、これから穴をあけるのに、穴の位置がぶれないように付けられた印なんです。

こういうの見たら、なんというか…。
1,500年前の人の「手の跡」感じませんか?
うっすら小さい印ですが、是非目を凝らして見て欲しい。

企画展「浜山✖️石のアクセサリー」
富山県下新川郡朝日町宮崎1196
0765-82-0081
ヒスイ海岸そばのカルチャーセンターみやざき、にて。

浜山玉つくり遺跡企画展


ポスター


解説パネル



お友達も見に来てくれた。
実はカメラマン。



浜山×石のアクセサリー
発掘50周年 浜山玉つくり遺跡展

始まりました。
小さなスペースのミニ展示ですが、
浜山ゆかりの地である宮崎小学校跡地で、どうしてもやりたかった。

沢山の方が見てくれると嬉しいです。

鹿島樹叢


どこのリゾート地かな?



はい、夕暮れの宮崎鹿島樹叢です。
綺麗ですね。

鹿島樹叢の下には鹿嶋神社があります。
昔、鹿嶋神社はもっと沖にありました。
今は海の中にある島々が陸続きだった時代があって、
その時にはその陸の突端にあったそうです。

魚を寄せるための林を魚付き林といいますが、
鹿島樹叢は海を守るために守られてきたんでしょうね。
「和布は鹿嶋神社の下草」と言う言葉があるそうですが、
鹿島樹叢の下にある海に、草原が広がるように宮崎の和布が揺れる様子が目に浮かびます。

夕方6時。
鹿嶋の森に夕焼けを見に行ってみてください。