2017 02123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 03

寒波


1月14日から最強寒波がきたらしく、
博物館も雪に埋もれた営業です。

壁や窓が雪まみれ。中が見えない…。
やってるの、わかるかな?

こんな時、中から外を見ると静か過ぎてまるで世界に一人。
[ 2017/01/15 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)


初めてこの民具を見たとき、
ひっくり返ったバッタみたいだと思った。
資料には立てた写真がでていて、舟とある。
舟といっても水に浮かべて使うのではなく山で使う舟で、
担いで山に入り、木を伐り出して運ぶ道具なのである。
まったく、形からは用途が想像出来にくい民具である。

民具で面白いのが、用途がわかっても使用方法がわからないところだろう。
想像もつかない使い方をする民具を見ると、
われわれのご先祖様と自分との生活環境の違いを思い、
それは思考の差にもなっているんだろうなと想像する。
道具を介して二者の比較が出来たりするのも、また、面白いことなのだ。

さて、この舟の使い方だが、
バッタをひっくり返した状態でソリのように使うんだろうとは思うけど、
4本ある足をどう使うのだろう?
持つ?紐でひく?などと想像していたら…
わかりました!

あるところに映像があったのだけど、
それが想像を超えていて、かなりびっくりした。
映像記録が大切だなと思った瞬間である。

さて、勿体ぶって使い方を教えない…
というわけではないが、
興味のある方は調べてみられるか、
博物館にお越し下さい。

お雑煮


今年も宜しくお願い申し上げます。

富山東部のお雑煮は魚出汁の澄まし。
母が魚津の人なので、魚津風なのでしょうか?
焼いた魚を出汁にしています。
昆布でもかつお節でも煮干しでもない海の出汁の味。
お雑煮でしか作りません。
[ 2017/01/01 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)


雪がきました。
しばらく地面ともお別れね…。
[ 2016/12/16 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

考古学とはなんだ


埋蔵文化財施設で学芸員をしていると、
よく言われることば。

「恐竜掘ってるの?」
…ちがいます。


さて、問題です。
上の写真のなかにある考古学で対象としないのはどれでしょう?

左から
エオミオドン(貝化石)

ラベンダー翡翠勾玉
縄文土器片2点

蛭谷和紙、朝日町蛭谷にて


先日、朝日町の蛭谷で楮蒸しとか皮剥きとかクズ取りを手伝い(遊ばせて貰ったともいう)
させて頂いた和紙が出来上がりました。
乾燥行程は、某現代美術作家のSさん。

私の和紙、端っこボサボサ。



6人で伺って、一人3枚いただきました。
長崎喜一さん、ありがとうございます。


因みに、越中和紙のひとつである蛭谷和紙の唯一の継承者と言われている、
立山町の川原くんの所にいったのではありません。
昔から朝日町蛭谷に住み、
紙屋の両親の仕事をそばで見て覚えたという現在70代の喜一さんの工房です。
喜一さん、山を歩いては楮を刈り、
もくもくと和紙の準備をしています。
販売はしていませんが、地元小学生が毎年紙すきにきたり、
私のような見学者が蛭谷和紙見学に訪れるから。

道具が壊れたら現代風にアレンジしたり、
体力なりの機械化を導入したりしています。
昔ながらの生業の進歩も感じられる場所です。

蛭谷にて

冬一歩手前の12月、朝日町蛭谷(びるだん)にある夢創塾に見学に行ってきました。
長崎喜一さんが出迎えてくれました。

実は、今日は小学校の児童の紙すきの見学のつもりでした。
が、風邪で児童達が来なくなったとのことで、
急遽、集まった私達のための体験になりました。
集合したのは黒部の学芸員、魚津の藍染屋、兵庫からきた大学院生、わたしの合計6名です。

喜一さんのところ、いつもとても楽しくて感心するのですが、
今回は学芸員や職人集団と共に体験をして、いつもとは違う経験になったように思います。
言葉では言い尽くせないので、写真をたくさん紹介したいと思います。



喜一さんに与えられたミッション1.
火を絶やさないこと!
楮(こうぞ)を蒸しているドラム缶は、焚き火で湯を沸かしています。
何かしながらも、交代で火を見に行くのが楽しかった。





ミッション2.
楮のキズとり。
キズというか、取り残した黒い外側の皮を見つけては取り除きます。
根気のいる作業です。







ミッション3.
バタバタ茶でいっぷく。
お茶をしながら奥さんに昔話を聞きました。
バタバタ茶は古来から蛭谷に伝わるお茶です。
やぶきた茶葉ですが、発酵させてつくります。
半発酵というらしく、プーアル茶に近いとのこと。色は真っ黒。それを煮立てて泡立でて飲むのがやり方です。
バタバタ茶はバタバタと茶せんを動かすのがあせぐらしい=バタバタしている、
からバタバタ茶という名前になったとか聞きましたが、
実際はわかりません。
バタバタする茶せんの動かし方を、せんえつながら皆んなに教えてみました。

カフェラテ風にアワアワにします。
少しぬるくなって飲みやすくなります。


ミッション4.
紙を乾かす。



漉いて重ねられた紙をはがし、炭火で温めた鉄板で乾かすところ。


紙を剥がしているのは藍染屋さん。
職人の彼女は、作業も所作も、職人の手さばきで惚れ惚れしました。




こんな道具。何気なく素敵。



ミッション5.
なめこ探し




ミッション6.
なめこ汁つくり。
なめこは洗うときあまり揉まない、とか、
水を替えて、とか。
喜一さんに指示されながら、もたもたしながら。


食べます!
おかわりしてしまった。






ミッション7.
蒸し上がった楮を運ぶ

これが熱い!ので、男子チームが頑張りました。



ミッション8.
楮の皮むき。
綺麗な一枚ものでむけると、あとが楽チン。
蒸した楮はするするむけました。
が、量が多いので、これも大変な作業だなと思います。


7人がかりでやりました。

この日は朝から昼過ぎまで。
帰ったらばたんキューでしたが、とてもいい仲間達と過ごせて良かった。





[ 2016/12/06 ] 町ネタ | TB(0) | CM(0)